1985年8月17日、福岡県出身。99年にミュージカル「アニー」でデビュー。2001年『リリイ・シュシュのすべて』(岩井俊二監督)で映画デビュー。以後、『花とアリス』(04/岩井俊二監督)、『ニライカナイからの手紙』(05/熊澤尚人監督)などに主演し、『フラガール』(06/李相日監督)で第30回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、新人俳優賞をダブル受賞したほか国内の映画賞を総なめにした。『彼女がその名を知らない鳥たち』(17/白石和彌監督)で、第41回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、第42回報知映画賞主演女優賞、第回日刊スポーツ映画大賞主演女優賞など数々の映画賞を受賞。近年の主な映画出演作に、『岸辺の旅』(15/黒沢清監督)、『家族はつらいよ』(16/山田洋次監督)、『オーバー・フェンス』(16/山下敦弘監督)、『アズミ・ハルコは行方不明』(16/松居大悟監督)、『斬、』(18/塚本晋也監督)、『長いお別れ』(19/中野量太監督)、『宮本から君へ』(19/真利子哲也監督)、『ロマンスドール』(20/タナダユキ監督)など。公開待機作に『おらおらでひとりいぐも』(沖田修一監督)、『るろうに剣心最終章』(大友啓史監督)がある。
1980年12月9日、東京都出身。ドラマ・映画・舞台と幅広く活躍。2012年に舞台「4four」の演技により第67回文化庁芸術祭演劇部門新人賞を受賞。18年、数々の出演ドラマでの活躍に対してエランドール賞新人賞、第55回ギャラクシー賞テレビ部門個人賞、また『空飛ぶタイヤ』(18/本木克英監督)、『嘘を愛する女』(18/中江和仁監督)、『億男』(18/大友啓史監督)が評価され第31回日刊スポーツ映画大賞助演男優賞を受賞。本年は舞台「天保十二年のシェイクスピア」の演技において第45回菊田一夫演劇賞を受賞している。主な出演作に、ドラマ「おんな城主直虎」(17/NHK)、「カルテット」(17/TBS)、「わろてんか」(17・18/NHK)、「僕らは奇跡でできている」(18/KTV)、「みかづき」(19/NHK)、「東京独身男子」(19/EX)、「凪のお暇」(19/TBS)、「竜の道」(20年7月〜放送予定/KTV)、映画『3月のライオン』(17/大友啓史監督)、『blank13』(18/齊藤工監督)、『九月の恋と出会うまで』(19/山本透監督)、『引っ越し大名!』(19/犬童一心監督)、『ロマンスドール』(20/タナダユキ監督)、スナフキンの声を務めたアニメ「ムーミン谷のなかまたち」(19・20/NHKBS4K)などがある。
1988年2月1日、埼玉県出身。『桐島、部活やめるってよ』(12/吉田大八監督)で俳優デビューし、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された『寝ても覚めても』(18/濱口竜介監督)では主演を務めた。黒沢清監督作品は、『クリーピー 偽りの隣人』(16)、『散歩する侵略者』(17)、『予兆 散歩する侵略者 劇場版』(17)に続く出演。近年の出演映画作品は、『デスノート Light up the NEW world』(16/佐藤信介監督)、『OVER DRIVE』(18/羽住英一郎監督)、『パンク侍、斬られて候』(18/石井岳龍監督)、『菊とギロチン』(18/瀬々敬久監督)、『ビブリア古書堂の事件手帖』(18/三島有紀子監督)、『コンフィデンスマン JPロマンス編』(19/田中亮監督)、『三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実』(20/豊島圭介監督※ナレーターとして出演)、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(田中亮監督)など。公開待機作に『おらおらでひとりいぐも』(沖田修一監督)、『峠 最後のサムライ』(小泉堯史監督)、などがある。
1997年5月24日、北海道出身。2017年に俳優デビュー。映画、TV、舞台、CMほか幅広く活躍している。18年にNHKスペシャルドラマ「花へんろ特別編『春子の人形』〜脚本家・早坂暁がうつくしむ人〜」で初主演を飾り、注目される。そのほか主な出演作に、ドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」(19/CX)、「パーフェクトワールド」(19/CX)、「緊急取調室 3rd SEASON」(19/EX)、「ひとりキャンプで食って寝る」(19/TX)、「シロでもクロでもない世界でパンダは笑う。」(20/NTV)、「ゴールド!」(20/NHK)、舞台「三人姉妹はホントにモスクワに行きたがっているのか?」(18/岩松了演出)、映画『十二人の死にたい子どもたち』(19/堤幸彦監督)、『閉鎖病棟 ―それぞれの朝―』(19/平山秀幸監督)など。20年は第20回東京フィルメックス観客賞を受賞した『静かな雨』(中川龍太郎監督)、『犬鳴村』(清水崇監督)、『#ハンド全力』(松居大悟監督)が公開されたほか、司馬遼太郎原作『峠最後のサムライ』(小泉堯史監督)、『弱虫ペダル』(三木康一郎監督)などの待機作がある。
1998年10月9日、東京都出身。2005年「瑠璃の島」(NTV)で子役としてデビュー。『凪待ち』(19/白石和彌監督)でおおさかシネマフェスティバル2020新人女優賞を獲得。近年の主な出演作にドラマ「真田丸」(16/NHK)、「都立水商!〜令和〜(19/TBS・MBS)、「もみ消して冬〜我が家の問題なかったことに〜」(18/NTV)、「女子高生の無駄づかい」(20/EX)、映画『虹色デイズ』(18/飯塚健監督)、『3D彼女リアルガール』(18/英勉監督)、『アイネクライネナハトムジーク』(19/今泉力哉監督)、『殺さない彼と死なない彼女』(19/小林啓一監督)、『シグナル100』(20/竹葉リサ監督)、『酔うと化け物になる父がつらい』(20/片桐健滋監督)などがある。黒沢清監督作品には『散歩する侵略者』(17)に続く出演。
1965年4月25日、東京都出身。85年にケラリーノ・サンドロヴィッチ、犬山犬子らと劇団「健康」(現在の「ナイロン100℃」)を旗揚げし、看板役者の一人として現在に至るまで数多くの舞台で活躍中。舞台の他、映画、ドラマにも多数出演。近年の主な出演作にドラマ「おんな城主直虎」(17/NHK)、舞台「らぶゆ」(19/桑原裕子作・演出)、「泣くロミオと怒るジュリエット」(20/鄭義信作・演出)、映画『海難1890』(15/田中光敏監督)、『日本で一番悪い奴ら』(16/白石和彌監督)、『KABUKI DROP』16(/上条大輔監督)、『幸福な囚人』(19/天野友二朗監督)、など。本年は『奥様は、取り扱い注意』(佐藤東弥監督)が公開待機している。
1986年12月18日、東京都出身。日本語の他、英語・韓国語を話すトリリンガル。2014年に主演を務めた『水の声を聞く』(山本政志監督)で第29回高崎映画祭最優秀新進女優賞受賞。また、ソウル国際ドラマアワード2017でアジアスター賞受賞。主な出演作として、『天国はまだ遠い』(16/濱口竜介監督)、『ハイヒール〜こだわりが生んだおとぎ話』(17/イ・インチョル監督)、『終着の場所』(17/常盤司郎監督)、『薔薇とチューリップ』(19/野口照夫監督)、『最初の晩餐』(19/常盤司郎監督)など。公開待機作に『脳天パラダイス』(20/山本政志監督)がある。
1948年6月22日、兵庫県出身。俳優業のみならず、バラエティ番組などでも活躍。『ふしぎな國日本』(83/松林宗恵監督)で銀幕デビュー。『男はつらいよ柴又より愛をこめて』(85)以来、『釣りバカ日誌』シリーズなど、山田洋次監督作品常連となり、『武士の一分』(06)で第30回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞のほか数々の賞を受賞。近年の主な出演作に、『散歩する侵略者』(17/黒沢清監督)、『空飛ぶタイヤ』(18/本木克英監督)、『マスカレード・ホテル』(19/鈴木雅之監督)、『決算!忠臣蔵』(19/中村義洋監督)、『男はつらいよ お帰り 寅さん』(19/山田洋次監督)、『海辺の映画館―キネマの宝箱』(20/大林宣彦監督)などがある。